学習会・防災体験報告
- setagayarenkyo15
- 7月10日
- 読了時間: 2分
池袋防災館 防災体験ツアー
令和7年6月23日(月)
13時~14時40分
参加者:17名
今年度の学習会は実際に災害を体験してみようということで、池袋にある防災館で防災体験ツアーを実施しました。最初は、普段地域の防災訓練に参加出来ない障害児者に、世田谷区内で体験できる機会をと企画しました。
実際には世田谷区内では実施することが出来ませんでしたが、連協の加盟団体の方々には、遠い池袋まで足を運んでいただいた事に見合う、有意義な体験が出来たことと思います。
体験内容
①消火器の使用方法と注意をレクチャーいただき、各々消火体験
②煙部屋から避難する煙体験
③震度7の地震体験
④VR(バーチャル リアリティー)で、専用ゴーグルを着用し、コンピューターで創った世界を視覚・聴覚を仮想空間とリンクさせて現実のような体験をします。
初期消火は全員出来たと思います。煙体験は体験だから車いすの方も参加出来ましたが、災害時には姿勢を低く出来ないので車いすの方も介助の方も危険です。私もしゃがむことが出来ないので参加できませんでした。震度7の地震体験では、写真では表現しきれないほどの大きな揺れに、皆さんテーブルの脚にしがみついていてもはみ出してしまうほどでした。VRは台所の油鍋の火災と水害でした。水の中の浮遊感が酷く気分が悪くなった人もいました。全体験を通して、障害児者の避難行動がいかに困難な事か思い知らされた学習会でした。
世田谷区障害福祉団体連絡協議会副会長、世田谷区肢体不自由児(者)父母の会会長 記








