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肢体不自由について
肢体とは、四肢(上肢・下肢)、体幹(腹筋・背筋・胸襟・足の筋肉を含む胴体の部分)などのからだのことです。肢体不自由とは、先天性の場合や病気やケガにより、からだのどこかが「動かない」「動かすのが大変」「動かそうとしても思うように動かせない」といった状態により、「立つ」「座る」「歩く」「食事」「着替え」「物の持ち運び」「字を書く」など日常的な動作が困難であることを言います。からだを動かすための脳からの信号を受けられないために、言葉を話したり理解することが難しい障害「失語症」や 、自分の意志と関係なく体が動いてしまう「不随意運動」などもあります。
困っていることとサポートしてほしいこと
階段や歩道など段差をこえることが大変です!
小さな段差でも、車椅子の人にとっては一苦労。困っている様子を見かけたら、ひと声かけてから、お手伝いをしましょう。また、エレベーターやスロープのある場所へ案内しましょう

部屋が寒いと感じても体温調整が出来ないことがあります!
一定の体温を維持することが困難な方がいます。自分が適温だと思っていても「寒くないですか?」などと確認をするようにしましょう。

コミュニケーションを取るのが大変なことがあります!
発声に関わる器官の麻痺や不随意運動、失語症などにより、コミュニケーションをとるのが困難な方がいます。相手の話していることが分かりにくい場合は、分かったふりをせず、確認しながら聞きましょう。

